音大生の日常

February 20, 2017

 現在音楽大学は受験シーズン真っ只中。そろそろ結果が出始める大学もあり、新生活への期待を膨らませている方もいらっしゃるでしょう。

 今回は一足早いですが、多くの音大生が体験する大学生活がどんなものであるか、音大出身者の方々に聞いてみました。

※この記事は一般的な音大生(器楽専攻)をモデルとしていますが、詳しい内容はそれぞれの音大のカリキュラムによって異なります。

 

 

〜生活の中心は、やっぱりレッスン!

 

 多くの音大生の生活の中心となっているものは、やはりレッスンとそれに向けた練習とのことでした。レッスンに向けて、特に大学1、2年の必修科目が多い時期は練習時間の捻出が大変なようです。放課後の練習はもちろんのこと、朝練や休み時間まで日々の練習時間に組み込むという方もいらっしゃいました。

 しかし同時に、この時に短時間でも集中した効率の良い練習を身につけ、それが今でも役立っているという方もいらっしゃいました。ダラダラ練習を早く克服することが、音大生活を有意義にするための第一歩なのかもしれませんね。

 

 ちなみに練習室の空き状況や予約方法は音大によってまちまちなようですが、一般的に不足気味なようです。この待ち時間に他の授業の課題を済ませたり、空きが出るまで遊びにいったり、というような使い方をされる方が多いようです。

 

 

〜実技試験とコンクール

 

  ほとんどの音大は前期末・後期末に実技試験があります。この試験課題曲をうまく使って、コンクールに定期的に参加される方も多いようです。確かに今は国内に大小様々なコンクールがあり、課題曲が自由なものも多いですから、うまく利用してご自身の経験とされるのも良いかもしれませんね。

 

 

〜レッスン以外の授業

 

 4年間通して欠かさずあるのが音楽理論の授業です。多くの場合、始めのうちは基礎的な和声理論を学ぶところからはじまり、その後各自が特に研究したい分野や作曲家について、より専門的で深い内容のものを選択できるようです。またソルフェージュも多くの場合必修で、やはり音楽家になるための基礎を磨きます。

 その他に、専門科目として音楽史や各種音楽学の授業があり、また専攻別では、器楽 専攻の多くは室内楽関連の授業、そしてピアノは初見、スコアリーディング、伴奏法、管弦楽器はオーケストラ関係の授業など、楽器を使ったソロ以外の実践的な授業も含まれます。

 ここまでで、カリキュラムのうち多くの時間が音楽に割かれているのがおわかりだと思いますが、一般教養の授業ももちろん含まれます。卒業生の意見として、音大生が特に力をいれている授業は各種外国語(英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語)で、これは留学が卒業後の選択肢に入っていることが多いためのようです。また力を入れるべきだという意見には、世界史や美術史が挙げられました。

 

 

〜余暇

 

 授業に練習と忙しい音大生ではありますが、やはり全員が音楽の道を志す仲間ですから学生同士の結びつきは比較的強いようです。放課後は一緒に演奏したり、コンサートに行ったり、音楽について語り合ってみたりと、音楽を中心として大きな輪が広がります。

 また長期休暇には海外の講習会に行ったり、大きなコンクールに挑戦したりと、やはり音楽三昧な日々を送ることになるでしょう。

 

 

〜最後に先輩たちからのアドバイス

 

 演奏し表現することが能動的なものであるように、音大生はとにかくアクティブに色々なことに参加し、たくさんの経験と良い友人を作ることが、卒業後、音楽と生きる人生の大きな助けになります。そして音大に限らず大学に進学するということは、みなさんの長い人生において一つの選択肢に過ぎません。在学中もそして卒業後も、音楽を通して学んだことを生かしてご自身の人生をプロデュースしていって下さい。

 

 

エルフラット音楽教室

L-FLAT MUSIC SCHOOL TEAM

 

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